ハンドパワーでもムリ？マリック先生に学ぶ人生のしくじり

先生：Ｍｒマリック先生

現在66歳でサイキックエンタテイナーです。
ハンドパワーを使った超魔術の数が2,000もあるマリック先生。
ハンドパワーとは何か…
「そんなものはない。大ウソ。」
かなり大胆に発言しています（笑）

「来てます、来てます」と言っていた時も本人自身「何が来ているのかわからなかった」そうです。
マリック先生はただの手品師です。また名前のマリックとは「マジック」と「トリック」の造語です。
ただの手品師がテレビのパワーで一世風靡したのですが、手品師であるという事をカミングアウトしたら「詐欺師」呼ばわりとなり、結果家族もバラバラになってしまい、マリック先生自体顔面麻痺にもなったそうです。

ダメだと思いながらも誘いにのって失敗してしまった先生にどうすれば甘い誘いにのったあと助かることができるのか教えてもらいましょう。


※http://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=35...より引用


第1章　ただの手品師が超魔術を使うまで

手品にはまったのは中学の頃、練習してある時に教室で披露したら
女の子にもてたそうです。そこから手品にはまっていきました。

マジシャンの世界大会のクローズアップ部門で23歳の時に優勝しマジックの実力も兼ね備えている事が証明されます。
ただその時、超能力者というユリゲラーが来日して世間をにぎやかせた結果、
超能力＝本物 手品＝偽物
この図式により、手品を行う立場も悪くなったのだとか。
なんとかしようとして近くのホテルのレストランでお客様のテーブルに行き手品を披露し、テーブルを渡り歩くという「テーブルホッピング」というスタイルを作ったのです。

「これって黙っていたら手品じゃなくて超能力ですよね？」
その時見に来ていたテレビ関係者に言われた一言からテレビ業界に出演ししくじっていくのです。


第2章　超能力者完全崩壊

実際に知らない世界を知るとはまってしまう。

超能力者だと知られる事で自宅にヘンな人が来るようになったそうです。

・埋蔵金のありかを教えてくれ
・教祖になってほしい
・毒を持ってきて殺害の依頼

そして、そんな家庭にさらに追い打ちが…娘がグレてしまったのです。

精神的にも追い込まれとうとうマリック先生は顔面麻痺になってしまいました。
その時にもテレビ番組のスタッフが来て、テレビでカミングアウトの企画をやろうという事になり、カミングアウトした結果詐欺師呼ばわりとなり日本にいれなくなったのです。



第3章　人生0からのスタート

海外逃亡していた時にアメリカに行っていたそうですが、そこでのお客さんの反応を見た時に、

私には世間が超能力者だと思うほどの手品のテクニックがある

という事に気付きました。その結果、もう一度手品師として一からやる事を決めて日本に戻り活動を始めました。
そこで新たなテレビ番組からオファーが来たのです。そこでＭｒマリックという名前を捨てて、名前を逆からもじった「栗間太澄（くりまたすみ）」としてテレビに出たのです。その時は手力といって手品をしました。
結果的にはその手品はお客様から受け入れられたのですが、自分も大事な事に気づけたのです。

最終章

超能力をやっている時は、相手を見てもだまされているかどうかを見ていたのですが、元々はお客さんを喜ばせる事がしたかったのです。そして誰にでもある超能力に気付いてほしい、と。それは

「初心」という「超能力」

最初の気持ちを常に持ち続けて、甘い誘惑などに乗ってしまってもその後しっかりと最初の気持ちを思い出して自分を見失わないようにしないといけません。「初心忘れるべからず」という言葉通りですね。


まとめ

超能力はない事はわかりましたが、確かにマリック先生の手品はトリックとか全然わかりません。正直手品師の人の手品を見ていると常にそのように思えてしまいます。初心は何事においても大事な事です、忘れずに行動したいものです。

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タグ：しくじり先生,Ｍｒマリック